島の病院の働き方
看護師 小林愛(島内出身)
私は2012年6月から地元の病院である隠岐島前病院に勤務させて頂いています。
帰ってきた理由はたくさんありますが、私が看護師を目指すきっかけをくれた理想の看護師さんがここにはいて、看護師になれたらその方たちと一緒に働きたいという想いがあったことが大きいです。
実際そんな理想の先輩看護師さん方と一緒に働かせて頂いて1番感じていることは"看護の意識の高さ"です。
看護師になりたい
看護師を目指す上で理想の看護師像というのが誰しもあると思いますが、私はここで働いている看護師さんのように患者さん1人1人ときちんと向き合って病気以外の面でもサポートできるような、看護師の鏡であるナイチンゲールのような看護師を夢見ていました。
しかし、前の職場では新卒ということもあって全く余裕がなく日々業務に追われしっかり患者さんと向き合えていませんでした。看護師の早期離職の原因の1つに理想と現実の差がありますがまさにその通りだなと感じながら仕事をしていました。しかし、ここでは本当に皆さんが'患者様第一'に考え仕事をされていることが同じ空間にいるだけで伝わってくるくらいの迫力があり、私の理想とする看護をされています。
多くの看護師さんが看護師の魅力を語られる中の1つに"やりがいがある"というように話されますが私は今まで"やりがい"感じたことがありませんでした。しかし、島前病院で実際に働かせて頂いて大きな病院では体験することが難しい小さな病院ならではの良さや温かさ、理想とする先輩看護師さん方に囲まれる中で"やりがい"を感じながら働いています。