各部署紹介
リハビリ
急性期から在宅まで一人の患者様をずっと
隠岐島前病院は、3つの島(西ノ島町、海士町、知夫村)の中で唯一の有床医療機関です。
約8年前に大阪から来島した作業療法士が勤務し、初めて島前でリハビリを受けることが可能となりました。現在、入院患者様のリハビリ以外にも通所リハビリや訪問リハビリ、施設での職員指導と幅広く活動しています。
訪問リハビリを行っていることで、急性期から在宅まで1人の患者様をずっとみられるという事は非常に大切な事であると感じています。
患者様と1対1の関わり
また、多くの学生(医学生、看護学生含む)がリハビリの見学に来ます。その中でよく耳にするのが、「前に見学した病院のリハビリは1人のスタッフが2人、3人を同時にリハビリしていました。ここは1対1の関わりが出来て良いですよね。」という言葉です。
当院では必ず1対1で患者様と関わるため、DrやNsにも話せない事まで話してくださいます。そこで強い信頼関係が生まれ、リハビリを心待ちにしている方が多数おられます。
現在、作業療法士3名、理学療法士1名というスタッフ数の中で、西ノ島町だけでなく島前地区内の訪問リハビリも展開できるようになってきています。
様々な分野の研修も
リハビリスタッフの数は決して多くないため、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のどの分野も行っていかなくてはなりません。そのため、本土に研修に出掛けたりすることで知識を高めています。
患者様にとって一番良い生活を
月に2回、病院の医師、看護師、理学療法士、作業療法士、施設職員、保健師、ケアマネージャーで在宅患者様の事について話し合う会議があります。
1人1人について皆様が意見を出し合い、その方にとって一番良い生活を考えていきます。患者様のリハビリをこれからどのように進めていけばいいのだろうと悩んでいてもこの会議で皆様が意見を出し合って解決して下さいます。
島民全員が家族であるという気持ちを持ち、『何でも出来る作業療法士、理学療法士』を目指して頑張っていきます。